作品展前日、会員は朝早くから平塚市美術館に集合し、作品の搬入、展示を行いました。

　大切な作品を扱うので、緊張感の中、皆で分担しながら丁寧に作業を進めました。

    時には怒号が飛び交うことも…

    閉館まで作業は続き、苦労の末、とても素晴らしい展示ができました。

　作品展初日。

お天気に恵まれ、気持ちの良いスタートとなりました。

   平塚市美術館　市民アートギャラリー

作品展会場の入口です。

　会場はとても広々としていて、綺麗です。

    たくさんの作品を展示することができ、とても見応えのあるものになりました。

　円空の会員の作った円空仏模刻作品です。

　お顔がとてもかわいくて、癒されます。

　像の上部に並んでいる鏡は、鏡に円空仏をサンドブラストしたものです。

　夏に行った伊豆工房での研修の時に会員が作ったものです。

　中央のテーブルに匠琳先生の作品を集めました！

    テーブル中央には千光寺の両面宿儺像。

 その前には彫るのが難しく、先生を唸らせた春日部観音院の蔵王権現。

　周りには正法院の十二神将と音楽寺の十二神将が一堂に会して並んでいます。

　両面宿儺の背面には、成願寺の善女龍王像。

　続いて、木彫作品です。

　カナディアンカービング、カントリーカービング、家具彫刻など…

　さまざまな種類と数の木彫作品を展示しました。

　こちらの椅子とテーブルも作品です。

　カナディアンカービングです。

　「集い（つどい）」では、木彫会員が同じテーマ「手鏡」に取り組み作り上げました。

　手鏡で蝶を表現しました。

　匠琳先生が研究した「円空の足跡」

　円空が残した絵や和歌などから匠琳先生が研究。

円空が神奈川県を通ったとする先生の調査結果を地図などでわかりやすく紹介。

   その展示の上部に並んでいる円空仏の写真は、匠琳先生と同じ円空学会常任理事の前田邦臣氏撮影のもの。

　２日目、落合平塚市長が来てくださいました！

    忙しい公務の前に、早々と一番乗りで来てくださり、作品を観覧されました。

　市長は「集い」の作品に関心を持たれていました。

　匠琳先生は、解説に忙しそうでした。

　たくさんの方が会場に来てくださいました。

　皆さん、興味深く作品をご覧になっていました。

帰り際に

「とても素晴らしかったです。」

「良いものを観せていただきました。」

「とても癒されました。」などのお言葉をかけてくださる方もいて、とても嬉しくなりました。

　作品展の数か月前から下準備をしてくれた役員の皆さま方です。

　ご苦労様でした！！

   これから後片付けで、まだ数日間お世話になります。

　あー、先生まで片付けられちゃうよーー！